【公安・警察学校組】降谷零のプロフィール、生い立ちなど(名探偵コナン)
降谷零とは

©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996.
警察庁に属するエリート。
探り屋「バーボン」として黒の組織に潜入している。
また、毛利小五郎の弟子・「安室透」としても活動している。
名前の読み方は「ふるや れい」。
基本的なプロフィール
初登場回 |
漫画:65巻(変装姿) 漫画:75巻(安室透として) 漫画:85巻(正体判明) アニメ:第667話 (『ウェディングイブ』) |
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声優 | 古谷徹 |
名前の由来 |
『古谷徹』(声優) 『アムロ・レイ』(ガンダム) |
年齢 | 29歳 |
所属 | 警察庁警備局警備企画課 (公安警察) |
階級 | 警部 |
1人称 |
俺(数シーンのみ) 僕 ボク(幼少期) |
呼ばれ方 |
零(同期4人) 零くん(宮野エレーナ) 降谷(同期4人/上司) 降谷さん(風見など部下) 降谷ちゃん(萩原) バーボン(黒田) ゼロの兄ちゃん(コナン) ※コナンが「ゼロの兄ちゃん」と呼んだのは1回だけ。 |
家族構成 | 愛犬:ハロ |
愛車 |
マツダ・RX-7 (アンフィニ FD3S型)ホワイト |
恋人 | (日本) |
好きなもの 得意なもの |
日本 RX-7 和食 セロリ 料理 ボクシング 硬式テニス ピッキング ギター 射撃 車の運転 その他同期が得意だったもの |
嫌いなもの 苦手なもの |
FBI 赤井秀一 赤井を連想させるもの (青山さんが「音痴とか足が臭いとか、そういう欠点はあると思うよ(笑)」と言っているのでそういう些細な弱点はある。個人的には足が臭いと人間味があって良いなと思う。笑) |
出演映画 | 純黒の悪夢 ゼロの執行人 ハロウィンの花嫁 |
※降谷さんの1人称「俺」は原作の1コマと警察学校編・青山先生監修のAR企画でほんの少し登場。
(基本的には「僕」。「俺」の1人称が仕様なのか誤植なのかは未だに謎)
性格
仕事にストイックで真面目。
生まれ持った金髪が原因で少年時代はよく虐められていた。(ただしやられたらやり返すタイプだった。)
警察学校時代も松田と盛大な殴り合いをしていた他、憎き赤井秀一と対峙した途端に口が悪くなったりFBIを派手に煽るなど気性が荒い面がある。(というか負けず嫌いで気が強い)
青山先生いわく降谷は「お喋りな性格」で好きな女性のタイプは「明るい人」。
公式スピンオフ『警察学校編』で「典型的な優等生タイプ」「クソ真面目」なことが判明。ヤンキー気質の松田には非常に煙たがられていたが(笑)、結果的にめちゃくちゃ仲良くなった。
特徴
コナン世界ではトップクラスの推理力、観察眼、知識量を誇る。
加えてとても器用なので料理、演技、爆弾解体など何でも出来る。
(降谷の得意なものは基本的に亡き同期から受け継いだもの。例えばボクシングの腕なら松田の方が上。料理は景光に教わっている。)
コネがチート級のコナンに何度も裏をかかれているが、結果的にはコナンの作戦に救われた。
そのため最初こそ「ただの子供」と思っていたコナンのことを「1人の優秀な探偵」として見るようになる。
幼馴染で親友の諸伏景光を見殺しにした(と思っている)赤井秀一を心の底から憎んでいたが、工藤家が仲介役になったことで和解している可能性がある。
人間関係
降谷と諸伏

©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996.
諸伏景光とは幼馴染で親友。
降谷が通う東京の小学校に景光が長野県から転校してくる形で出会い、仲良くなる。
当時の降谷は「ハーフだから」と理不尽に虐められて喧嘩ばかりしていたが、諸伏はそんな降谷のことを「かっこいい」と言っている。
この2人の間にどんな出会いがあったのかは分からないが、薄っぺらい上辺だけの関係ではなかったことが伺える。(原作96巻より)
警察の同期組

©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996.
7年前に殉職した萩原研二、
4年前に殉職した諸伏景光、
3年前に殉職した松田陣平、
1年前に殉職した伊達航とは警察学校時代の同期で友人。
警察学校では彼ら4人とヤンチャをしまくった結果(※教官の目を盗んで昼寝をしたり佐藤父の愛車をぶっ壊したり、色々とやらかしていた主犯は降谷ではないが)、翌年度以降の規則を厳しく改編させてしまう。
降谷の1つ年下の佐藤からは「あの松田君がいた世代」と苦言を呈されているが、後輩からそんな風に思われていることを降谷は全く知らない。
警察官として採用された新人が武道や法律を学ぶための研修機関のことで、立派な社会人であり給与も出ている。
入校早々に殴り合いの喧嘩をしていた降谷・松田らは誰がどう見ても「非常識な問題児」のはずだが、生活態度を除けば5人ともズバ抜けて優秀だった。
宮野家との繋がり

©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996.
灰原哀の母親である宮野エレーナは初恋の人。
「ハーフだから」という理由で虐められていた際、近所で個人医院を営んでいたエレーナの言葉に救われた。
ちなみにこのとき宮野明美や宮野厚司とも顔を合わせている。
極度の人見知りであるエレーナが降谷とは親しく話すことに宮野厚司は驚いたが、エレーナは「あの子は私と同じハーフだから特別」と笑った。(原作95巻)
降谷と警察庁
本来、警察庁の人間が警視庁の人間と同期になることはありえない。
警視庁:地方公務員。
国家公務員と地方公務員は親会社(大企業)と子会社(中小企業)くらいの差があり、採用方法がそもそも違う。
また、警察庁の警察官(キャリア組)は警察学校ではなく警察大学校で研修を受けるが、降谷は警視庁の警察学校で研修を受けている。
そのため「降谷はノンキャリア組ではないか?」「警察庁には出向しているだけで、本来の所属は警視庁なのでは?」という考察もあるが、このあたりはフィクション故のご愛嬌である。
青山先生が「降谷はキャリア組」としている以上、コナン世界において降谷零はキャリア組なのである。
(降谷と同期の松田陣平/伊達航/萩原研二/諸伏景光のキャリアは不明)
余談
「中学時代にテニスで肩を痛めた」というのは降谷こと安室の嘘です(笑)
当時の安室の目的は「毛利小五郎を探ること」であり、園子のコーチをするのはあくまで小五郎に近付くための口実。
そのため「肩を痛めているからあまり打てない」「ずっと練習に付き添えるかは分からない」と遠回しに園子たちを牽制しただけで、実際には降谷の右肩は健康そのものです。