【警察学校組】萩原研二のプロフィールや生い立ち(名探偵コナン)
萩原研二とは

©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996.
回想でしか登場しない故人。
警察学校時代は降谷・松田を差し置き一番モテた男。
とにかく誰にでも優しく、明るく爽やかでノリの良い高身長イケメン。(※公式設定)
自分から動かなくても自然と女に囲まれ、「萩原くん♡」と呼ばれるたびに「はーい!」と笑顔で返事をし、ウフフキャッキャと女子会のノリで過ごせるコナン世界ではちょっと珍しいタイプの男。笑
女好きでチャラいものの男(主に松田)と遊ぶのも大好きなようで、同性から嫌われている様子は特にない。
ちなみに警察学校の卒業式では制服のボタンを全て奪われた。(降谷・松田・諸伏・伊達は誰1人としてボタンを貰われていない)おそらく萩原に好意を寄せていた女性の中には真剣に彼に惚れていた女性もいたと思われる。
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松田陣平の親友で幼馴染かつ相棒。
(名探偵コナンは幼馴染至上主義の世界なので、松田と萩原の絆も相当深いと考えて良いと思う。また、松田・萩原はお互いがお互いの理解者だった)
プロフィール
初登場回 |
漫画:36巻(名前のみ) 漫画:96巻(顔のみ) アニメ:304話 (『揺れる警視庁 1200万人の人質』) |
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声優 | 三木眞一郎 |
名前の由来 | 萩原健一(俳優) マカロニ刑事(役) (萩原さんが演じるマカロニ刑事から) |
モデル | 早見淳(太陽にほえろ!) 藤原拓実?(頭文字D) |
年齢 | 享年22 (原作軸の7年前に他界) |
命日 | 11月7日 |
所属 | 警視庁警備部 (爆発物処理班) |
階級 | 不明 |
1人称 | 俺 |
呼ばれ方 |
萩(同期4人) 萩原(同期4人) 萩原君(目暮警部) 親友(松田陣平) 研二(萩原千速/横溝重吾) |
家族構成 |
父:名前不明 姉:萩原千速 |
恋人 | - |
好きなもの 得意なもの |
車(特にRX-7) 女 煙草 機械弄り |
出演映画 | ハロウィンの花嫁 |
原作での立ち位置
当初、原作(漫画36巻)では苗字しか明かされていなかった。
しかしテレビアニメ化に伴い顔・セリフ・フルネームが公開され、松田との関係性がぼんやりと明らかになる。
その後、原作初登場(36巻)から約17年の時を経て『名探偵コナン』本編で顔が描かれた(原作96巻)。また、2022年発売予定の原作101巻には萩原の姉・萩原千速が登場。姉の回想シーンに研二も登場している。
(これまで青山先生はコナンカフェの会場に萩原の絵を載せるなど、原作とは別の場所で萩原を描いていた。)
▼ 公式スピンオフ漫画『警察学校編(Wild Police Story)』では降谷、諸伏、伊達、松田と共に主役を飾った。
また、2022年公開の映画『劇場版名探偵コナン ハロフィンの花嫁』ではティザービジュアルも飾っている。
当初は苗字だけの存在だったにも関わらず(つまりほぼモブキャラ)、公式グッズが販売されたりSSRカードになったり映画の重要キャラになったり、かなり規格外の男である。
性格

©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996.
萩原研二の性格は
・洞察力に優れていて
・コミュニケーション能力が抜群で
・車と女が大好きな
・優しい男。
初対面でも友達でも家族でも、とにかく誰に対してもめちゃくちゃ優しくて明るい。
「同性愛に偏見がない(別にそんなもので差別しない)」と笑顔で言い放つなど比較的柔軟な価値観を持つ陽キャ。
男同士の会話でも嬉々として恋バナを振ったり、彼女持ちの伊達を羨んだり、単に女好きというより恋愛ネタが大好きなのかもしれない。(ただし22歳当時の萩原は彼女がいない)
自分を良く見せるようなくだらない嘘は吐かない(松田談)他、一見すると先のない絶望的状況でも諦めない心と機転の良さを併せ持つ。
(萩原の姉・千速は探偵モードのコナンに研二を重ねている。「警察学校組(萩原・松田・降谷・諸伏・伊達)は全員とても賢い」と青山先生が断言しているので、もしも殺されていなかったらコナンと一緒に難事件を解決する日もあったかもしれない)

ちなみに萩原の鋭い洞察力は女に対してのみ発揮される(※作者談)のですが、事件・事故に巻き込まれたときにもちゃんと発揮されています笑
▼周囲の反応:
常に明るくにこやかで優しい性格と、高身長・イケメン・体力がある・場を盛り上げるのが上手……などの理由で女性人気はぶっちぎり。(わかる)
また、爆弾解体を始める前に「ゆるゆるといきますか」と他の隊員の緊張をほぐしていたこと、自分の都合を多少犠牲にしてでも通りすがりのお爺さんを助けていたこと、萩原に対する松田の異様な執着具合等から、『老若男女問わず多くの人から愛される魅力があった』ことが容易に伺える。
▼死亡時について:
ゆるい喋り口調、爆弾の前で煙草を吸う態度・防護服を着ない姿勢などから「自分の腕を過信して死んだ愚かな男」と勘違いされがちだが、実際には誰が解体作業をしていてもほぼ間違いなく死ぬような最悪の状況下で殺害された。
思うに、自分の好きな人たちと人生を楽しく堅実に生きたかっただけなのに、結果的に一番早く死んでしまった儚い男です。
死因
爆殺。
高層マンションに仕掛けられた爆弾の解体作業中に殺された。
▼状況:
・残り時間の少ない時限爆弾だった。
・「住民が1人でも逃げたら即座に爆破させる」と脅迫されていた。
・爆弾には危険なトラップが大量に詰め込まれていた。
・↑これらの状況から、やむを得ず警視庁と犯人の間で『10億円と引き換えに爆弾のタイマーを止める』取引が成立。タイマーが停止していた。
▼時系列:
萩原が担当していた爆弾は『警視庁が用意した10億円と引き換えに爆弾のタイマーを止める』という犯人と警察の取引が成立したものだった。つまり解体作業を急ぐ必要はなく、マンションの住民を安全な場所に避難させてから解体作業することになっていた。
そのため萩原たち爆発物処理班は住民の避難が完了するまで、のんびり爆弾の前で待機することになる。(この措置は警察組織として必然。)
しかし萩原が現場で待機している間に犯人と(おそらく)強行犯係の間でトラブルが起きる。
一方、トラブルが起きたことを知らない萩原はタイマーが再起動するとは夢にも思わず、「住民の避難が完了したから解体作業を再開しよう」と爆弾の検分を開始。トラップの内容を作業員全員で確認中、同じくトラブルのことを知らされていない松田から「早く解体して遊びに行こうぜ」と電話が掛かってくる。
その頃、刑事部とのトラブルで逆上した犯人は警察への怒りに震えていた。犯人は現場の警察官(萩原)を殺すため、遠隔操作で爆弾のタイマーを起動。
タイマーが起動したことにいち早く気付いた萩原は慌てて同僚に避難を指示し、自身も少し遅れて現場から逃げたが、当然間に合うはずもなく殺害された。
松田「ところでお前、ちゃんと防護服は着てるんだろうな」
萩原「あはは。あんな暑っ苦しいもん着てられっか」
松田「馬鹿野郎!死にてぇのか!」
萩原「……ま、そんときゃカタキを取ってくれよ」
松田「……怒るぞ」
萩原「ハハッ、冗談だよ冗談」

©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996.
松田は『悪いのは犯人』と割り切っていたようだが、刑事部の初歩的ミスがなく、かつ刑事部と警備部の連携が上手くいってさえいれば萩原は殺されずに済んだかもしれない。(もちろん松田も本心ではそう思っていたかもしれない)
防護服について
彼は爆弾解体中、防護服を着ていなかった。
- これは
- 防護服は約40kgの重さがあり、1人で着脱出来ないこと
- 内部が暑すぎて5分以上の着用が不可能なこと
- 住民の避難を優先しており、解体作業が中断されていたこと
- 爆弾のタイマーが止まっていたこと
……が理由とされている。
つまり防護服を着て解体作業ができるのはわずか5分間のみ。そして爆発直前、萩原は解体作業をしていなかった……
要するに、あのとき萩原は目の前の爆弾が爆発するとは夢にも思っておらず、そんな状況下で防護服を着るのは非現実的だったと解釈できる。(そもそもあの状況では防護服を着る意味がない。萩原は解体作業を再開するときに防護服を着れば良かったので、防護服を着ていなかったのは彼のミスではない)
また、萩原が担当していた爆弾はフロアが丸ごと吹き飛ぶ高火力のものだった。たとえ防護服を着ていたとしても、残念ながら死亡していた可能性が高い。
しかし萩原が担当した爆弾には水銀レバーが付いており、液体窒素で冷却するのは不可能でした。
(↑めちゃくちゃどうでもいい情報ですが参考までに)