灰原哀の基本情報まとめ

登場人物

灰原哀とは

灰原哀
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996.

宮野志保の偽名。
工藤新一と同じ『APTX4869』を飲んで幼児化した。
本来の姿は18歳の女性で、黒の組織の幹部シェリーとして生きていた。




基本的なプロフィール

初登場回 18巻
声優 林めぐみ
名前の由来
  • 『コーデリア・グレイ
    (P・D・ジェイムズの女流探偵)
  • 『 V・I・ウォーショースキー』
    (サラ・パレツキーの女流探偵)
年齢 6〜7歳
1人称
呼ばれ方
  • 灰原(コナン)
  • 灰原さん(光彦,元太)
  • 哀君(阿笠)
  • 哀ちゃん(歩美,蘭,沖野ヨーコ,佐藤など)
  • 志保ちゃん(ピスコ)
  • ちっこいねーちゃん(服部)
家族構成
  • 父:宮野厚司(他界)
  • 母:宮野エレーナ(他界)
  • 姉:宮野明美(他界)
恋人 ジン(過去)
好きなもの
  • 比護選手
  • ハイブランドのもの
    (コスメ、バッグ、ポーチ等)
得意なもの
  • 薬学・化学
  • 演算
  • システム開発等
苦手なもの
  • 黒の組織
  • 団体行動
  • ホラー映像
    (ガメラのグロシーンなど)

性格

サバサバした現実主義者。コナン世界では数少ない常識人。
クールで冷たい印象を与えるが実際には面倒見が良くとても優しい性格。
黒の組織に人生を支配されていたため、純粋無垢な小学1年生と学校生活を送ることにはあまり苦痛を感じていない。むしろ自分が過ごせなかった平和な日常生活を楽しんでいる。

特徴

正体は黒の組織で『APTX4869』を開発していたシェリー

初登場時はコナンから「人殺し」だと強烈に罵られたが「毒を作ってるつもりなんてなかった」と小声で告げる。

生まれてすぐに両親が他界し、物心つく前から組織の英才教育を受けて育っている。
長い間アメリカで生活していたため日本の義務教育は受けていない。

そばに居るだけで組織の人間を嗅ぎ分けることができる。
(ただし赤井降谷などのスパイでも同様に組織の匂いを感じる。しかし最近はその嗅覚も衰えてきた模様。)

ボスの正体など黒の組織に関する情報を大量に持っているが、コナンを危険から遠ざけるため基本的には口を噤んでいる。
コナンが自力で真相に辿り着いたときは微力な情報提供をしている)

誕生エピソード

連載開始前から『灰原哀』の構想は練られており、コナンと一緒に子供の姿で事件を解決していく相棒として用意されていた。
しかしアニメ制作側が灰原を登場させるまでの期間を伸ばすよう原作者の青山先生に依頼していたため、OKが出るまで原作に出す機会を待っていた。しかしアニメ側のOKサインを待ち耐えかねた青山先生が「もう出しちゃえ」と登場させたのが18巻である。
青山先生いわく「もっと早く出したかった」らしい。




人間関係

江戸川コナン

「江戸川コナンは工藤新一である」と見抜いた最初の人物。
大切な姉宮野明美が生前「江戸川コナンって知ってる?」「工藤新一の家の近所に住む子供よ」と楽しげに話していたこと、工藤新一がAPTX4869で幼児化していること、『十億円強奪事件』の新聞にコナンが写っていたこと等から彼に興味を持ち、工藤邸の前で行き倒れていたところを阿笠博士に拾われた。

最初こそコナンの推理力を訝しんでいたが、実力が本物だと悟った瞬間に「そんなに優秀なのにどうして姉を助けてくれなかったのか」と号泣。(降谷が赤井を恨んでいるのと同じ心理)
以来、コナンの推理力には絶対的な信頼を寄せるようになる。


身内を全員失っていること、自分が作った薬が毒薬として出回っていること、自分の人生が一般人とは大きく異なること等から将来を悲観している節があり、初期は自己犠牲精神や希死念慮が強かった。
しかしコナンが捨て身で自分を助けたり、「絶対に守ってやる」、「自分の運命から逃げるな」などの言葉をかけることで徐々に前を向いて生きるようになる。

なおコナン(新一)のことは1人の女として惹かれているが、新一と相思相愛の毛利蘭のことも好きなので自分の恋愛をどうこうしようとは思っていない。

灰原 コナン
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996.

コナンからは恋愛対象として全く見られていない。
全裸姿を真顔でサラッと流されたり、事故で下着姿になった際も「おめぇパンイチで何やってんだ?」と言われるなどしており(コナンは灰原のことを1人の女性として見ていない)、デリカシーのない言動に度々憤慨している。

少年探偵団

邪心なく笑顔で自分を迎え入れてくれる少年探偵団の3人(吉田歩美円谷光彦小嶋元太)には何度も救われており、彼らのことをとても大切に思っている。
特に歩美が持つまっすぐな優しさと強さには何度も心を動かされている。

FBIから「証人保護プログラムを受けて平和な人生を歩まないか」と言われた際、「自分の人生から逃げたくない」と拒否したのはコナンの「運命から逃げるんじゃねーぞ」という言葉と、歩美の「(殺人犯を前にして)怖いけど、でも逃げてばかりじゃ絶対に勝てない」という言動に心を動かされたから。
灰原哀にとって吉田歩美は特別な友達。

歩美 逃げない
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996.

毛利蘭

灰原哀
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996.

自分とは対極の「周囲から愛されて育った人気者」「暗いところのない眩しい人間」の毛利蘭が苦手だったが、彼女のまっすぐな正義感と純粋な優しさに心を許し、珍しく自分から歩み寄った。

また、ベルモットの襲撃を受けた際は蘭の捨て身で自分を守る姿に姉の明美を重ねたりもした。

灰原にとって蘭はただの女性ではなく、歩美同様に特別な存在。

灰原と蘭
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996.

ジン・ベルモット

黒の組織の幹部『ジン』、『ベルモット』から執拗に命を狙われている。

ジンは「赤みがかった茶髪1本」を見ただけでそれが灰原(シェリー)のものだと見抜いたり、彼女の全裸を思い浮かべている様子から「ジンとシェリーには肉体関係があること」、「シェリーに執着するような恋愛関係だったこと」が推測される。
(実際に公式ガイドブックでもジンとシェリーは恋人関係にあったことが明示されている)

また、ベルモットは「なんとしてもシェリーを殺したい」と考えており、コナンとの約束を破ってでも彼女を殺そうと考えている。
これは「シェリーがAPTX4869の開発を両親から引き継いだから」であり、内心では組織を滅ぼしたいベルモットにとってAPTX4869は絶対に消し去りたい薬であると考えられる。

『シェリー捕獲作戦』の実行犯になったバーボン(安室透/降谷零)は、彼女を生きたまま組織に連れ戻す予定だった。(公安警察で保護する予定だった可能性もあるが、バーボンとしてジンやベルモットと共に活動していた以上その可能性は低い)
しかしベルモットが独断で大量の爆薬を仕込んでいたことから「ベルモットは是が非でも彼女(シェリー)を殺したいらしい」と認識を改める。

そもそもシェリーは黒の組織にとっては貴重な開発者で、多少のワガママも許されるほど大事な構成員だった。仕事をボイコットしてガス室に捕らわれた際も「処分が決まるまでの間」拘束されていたに過ぎず、組織がシェリーを殺す予定はなかったように思う。
作品の中で彼女を殺そうと躍起になっているのはジンとベルモットだけ(ついでにウォッカ)であり、組織にとってシェリーは「殺さずに利用し続けたい存在」である可能性は高い。

ピスコは「命令だから仕方ないんだ」と灰原を射殺しようとしたが、その直後にジンから「あの方の命令だ」と逆に殺されている。
初期設定の『あの方(ボス)』と現在の『あの方』が別人である可能性はさておき、組織が本当にシェリーを殺したいのかは疑問である。

比護選手

灰原はサッカー選手の比護選手の大ファン。

これはまだ灰原に自虐思考が強かった頃、相性の悪いチームに移籍した比護が「裏切り者」として敵味方の両チームから大ブーイングを受けている姿に自分を重ねていたことがきっかけ。
このとき灰原は比護に対して「所詮、裏切り者には居場所なんてない」と言っている。

しかし実は比護選手がチームを移籍したのは「腹違いの兄(同じサッカー選手)を餌に自分を釣っていたノワール東京に嫌気が差したから」であり、それと同時に「ノワール東京から戦力外通告を受けて引退した兄をトレーナーとして拾ってくれたビッグ大阪に移籍することで、昔からの夢だった"兄弟2人でJ1を制する"ため」だった。
ノワールはフランス語で『黒』を表すこともあり、コナンは「オメーと比護さんって似てるよな」と灰原に言っている。

また、比護選手は大ブーイングの嵐の中で見事得点を稼ぎ、チームを勝利に導いた。
この活躍を見た灰原は逆境の中でも挫けない比護選手に感情移入し、ファンになっていく。
(ちなみに大ブーイングは「本調子じゃない比護を叱咤激励するため」だった)




登場人物

Posted by HAGA