【捜査一課】高木渉のプロフィールや生い立ち(名探偵コナン)
高木渉とは

©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996.
警視庁捜査一課の刑事。
柔和で温厚なため一見すると弱々しく見えるが、内に秘めた正義感や意思はとても強い。
上司で教育係だった伊達とは『ワタルブラザーズ』と呼ばれる仲で、高木も伊達に懐いていた。
基本プロフィール
初登場回 | 21巻 |
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声優 | 高木渉 |
名前の由来 | 『高木渉』(声優) |
年齢 | 26歳 |
所属 | 警視庁刑事部 |
階級 | 巡査部長 |
呼ばれ方 |
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家族構成 | - |
恋人 | 佐藤美和子 |
好きなもの |
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苦手なもの |
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性格
とっても良い人。
誰にでも優しく誠実で実直。
ただしお人好しすぎて自己犠牲を払いがちな側面がある。
本人は無自覚かもしれないが、典型的な『自分より他人を優先するタイプ』。
コナンからも頼りにされており、一時は黒の組織のボスに繋がる情報を任されそうになった。(巡査部長に過ぎない高木が1人で特攻しても無駄に殺されるだけなので灰原が止めた)
「似てるのよあなた…その松田君に…」
「なんとなく感じるのよ…匂いというかハートというか… 美和子も最近やっとその事に気づいてきたみたいだけどね…」36巻『赤い罠』(松田を知らない高木に対して由美が言ったセリフ。「松田君の方が何倍もカッコイイ」と言いつつ、松田の死を引きずる佐藤を幸せにできるのは高木だけと言い切った。)
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996.
特徴
びっくりするほど口が軽い。
本来であれば守秘義務がある捜査情報をコナン、少年探偵団、阿笠、安室などにペラペラと喋る。実質コナンの影の協力者。(※高木本人は無自覚)
同じ刑事部の千葉とは友人。お互いにタメ口で喋っているのでもしかしたら2人は同期かもしれない。
しかしアニメ製作時に声優の茶風林(目暮警部役)がアドリブで「お前、名前は何だ!」と訊ねた際、声優の高木渉が咄嗟に「高木です!」と自分の名前を叫んだ結果、声優と同姓同名の『高木渉』というキャラクターが誕生した。
高木とコナン
高木と佐藤がまだ両片想いだった頃、コナンは「あの2人を見てると自分たち(新一と蘭)を見ているようでついつい肩入れしたくなってしまう」と心の声で漏らしている。
それは工藤新一として高木を佐藤のもとに導いたり、変声機で高木のフリをして佐藤の見合いを引き伸ばしたりするほど。
「ついつい肩入れしたくなっちまうんだよ…この手の事に奥手で不器用な二人を見てると…まるで、誰かと誰かを見てるみてーだからな…」
(原作33巻『佐藤の気持ち』)

このとき、察しの良いベルモットがコナンとグルになって高木を助けているのが好きです(笑)
また、爆弾のある東都タワーに閉じ込められた際は「(お互いにもうすぐ死ぬんだから教えてほしいんだけど、)君は一体何者なんだい?」とコナンに質問。コナンから「教えてあげるよ。あの世でね」と、江戸川コナンではなく工藤新一としての返事をもらった。
「なあコナン君…ついでだからもう一つ教えてくれよ… 君はいったい…何者なんだい?」
「ああ…知りたいのなら教えてあげるよ… あの世でね…」
(原作36巻『この世で一番…』)
名言
「ダメですよ忘れちゃ…それが大切な思い出なら忘れちゃダメです… 人は死んだら、人の思い出の中でしか生きられないんですから…」
37巻『バイバイ…』(松田を殺した犯人がクズすぎたこと、松田との死別が辛すぎることが重なって「忘れさせてよ!!」と泣きつく佐藤に対して言ったセリフ。松田が佐藤に言った「忘れるこたぁねえよ…あんたが忘れたらあんたの親父さんは本当に死んじまうぜ?」というセリフと重なった。この会話以降、佐藤は自分を「死神」と呼ぶことがなくなる。)
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996.